富士通で働く人たち
松井 宣幸


松井 宣幸
富士通研究所
ペタスケールコンピューティング推進室
情報理工学研究科
修士課程計算工学専攻
2004年入社
私が所属している富士通研究所は、富士通グループの研究開発の中核として、ユビキタス社会を支える先進のIT技術の研究と開発をミッションとする組織です。この研究開発部門の中で進められている次世代のスーパーコンピュータ開発のセクションが、「ペタスケールコンピューティング推進室」です。
「ペタ」とは単位の接頭語として用いられる言葉で、10の15乗を表します。1秒間に計算できる浮動小数点演算の速さを“フロップス”と呼び、1ペタフロップスは1秒間に1,000兆回の浮動小数点演算ができる演算能力を意味します。私たちが開発するペタスケールコンピュータは、ピーク性能で10ペタフロップスを超える計算機で、3GHzのデスクトップコンピュータに換算して数十万~数百万台分の演算性能を発揮する世界最高水準のスーパーコンピュータになるはずです。
まだ世に存在しないスーパーコンピュータを開発するということは、全てが新しいことへの挑戦です。その中で私はCPUの開発グループの一員として、主にCPUの作動シミュレーションを担当しています。
単に研究開発だけにとどまらず、その成果を製品として誕生させることができる。それがメーカーの研究開発部門の醍醐味です。そしてペタスケールコンピューティングのような最先端コンピュータは、最先端科学技術分野での活用や高度なものづくりを支えるものだけに、その開発に携わることができるというのは、エンジニアとしてとても名誉なこと。それを思うとやりがいとともに与えられた責務の重さも感じます。
